NYLON100℃ 27th SESSION消失

地方における演劇熱というのは、東京のそれに比べ無いに等しい。
というのが一般的な見解であったと思うが、近頃はそうでもないらしい。

良くも悪くも私の住まうF県K市においても、立派な演劇場が新設され、やたらと観劇料の高い劇団のみだけでなく、地元劇団をはじめ、上京しなければお目にかかれなかったような劇団が、かなり頻繁に上演されるようになった。

私の周辺には、演劇好きだと公言する程の人物はさすがに居ないが、会場へと行けばそれなりにツウの客らしき人たちで満席で、やはりいるものだなと関心させられる。

 今回、K市公演が定例となったNYLON100℃を観覧しました。3年前、ひょんな事から公演の会場整理等の御手伝いをすることとなり、それ以来毎度となるので、3回目です。
 演劇を一度も観たことがない方には是非一度お勧めしたいのですが、映画と違い臨場感というか台詞とセリフの間を楽しめるというのは、演劇にしかないおもしろさです。
 消失というタイトルの今回は、ややテーマが重く、ハッピーエンドではありませんでしたが、すばらしかったです。
最近、生命の定義について考える作品が映画等多く展開されていますが、やはり時代を反映しているのでしょうか。とくに、人造人間(いわいるアンドロイド)は生命体としての人間となりうるのか、そのものに対し生命体と同じ感情を抱くことは錯覚であるのか。

 演劇を観たことのない方はDVDも出ていますので、一度試して御覧になっては?
できれば、会場へ足を運ぶことをおすすめしますが。

NYLON100℃ 27th SESSION消失
作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演 犬山イヌコ みのすけ 三宅弘城 大倉孝二 松永玲子/八嶋智人

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