« ランボー最後の戦場 | トップページ | ラスベガスをぶっつぶせ »

僕の彼女はサイボーグ

僕の彼女はサイボーグ
☆☆☆☆☆4.5

想像以上によかったです。

日本でもヒットした「猟奇的な彼女」の監督クァク・ジェヨンが日本スタッフで撮った作品です。
主演は、綾瀬はるか。

タイトルからわかるように綾瀬はるか演じるのはサイボーグです。
しかし彼女がサイボーグってどうゆう設定よって思いますが、なかなかどうしてうまいことストーリーまとまってますからご安心を。

”2007年のジローの誕生日に突如現れる女の子。ジローは少し変わった彼女と奇妙な一日を過ごし、彼女は未来へ帰ると言い残し去った。その1年後の誕生日、彼女が忘れられないジローの前に再び彼女が現れる。しかし、彼女はサイボーグだった。”

でも、綾瀬はるかのサイボーグははまり役です。化粧品のCMに出ていますが、肌の質感が人間っぽくないな~と常々感じていましたので、グッドな配役だと感心しました。

それと、映画の各シーンには監督の過去への作品へのオマージュがたくさん。
綾瀬演じるサイボーグの登場シーンは「ターミネーター」、その衣装は「エヴァンゲリオン」などなど、見つけると結構楽しめます。

観終わったこれからは、綾瀬はるかがサイボーグに見えます。

以下ネタバレ。

200

2008年
監督 クァク・ジェヨン
出演 綾瀬はるか、小出恵介

ストーリー全般は「僕の彼女を紹介します」「猟奇的な彼女」のミックス?
”彼女”、ジロー、サイボーグの3者が時間を越えて絡み、影響するところが少しわかりにくいので、整理してみます。

そのタイムスリップに絡む流れを見てみると、

①2007年の誕生日のジローの前に現れる”彼女”。ジローは一目惚れ。彼女は未来からきたと告げ、去る。

②1年後のジローの前にサイボーグが現れる。ジローが出会った”彼女”と1年後に現れるサイボーグは何故か同じ姿をしている。(実は、サイボーグは60年後の未来のジローが忘れられない”彼女”を再現したサイボーグ。そしてそのサイボーグを過去のあのときの自分を不幸から守るために送り込んだ。またその時未来のジローは寿命を迎え死んでいるらしい。)

③サイボーグはジローを災厄から守り故障、機能を停止してしまうが、ジローが60年の歳月をかけ再び修理し復活。(この時点で、忘れられない”彼女”をサイボーグしたのではなく、壊れたサイボーグを修理したことに「未来が変わる」。そして、また過去の自分を災厄から守るために過去に送る?)

④サイボーグはジローの死後(ここでは②の死んだジローとは違う人生)、耐用年数がきたサイボーグは、骨董品としてさらに60年後のオークションで、なぜか見た目がそっくりなサイボーグを見て気に入った”彼女”に誕生日プレゼントとして購入される。(このときサイボーグにおまけとして付いていたのが、人形。)

⑤サイボーグの記憶チップでサイボーグの体験をした”彼女”はジローに恋をし、ジローに出会うため、2007年のジローの元へ。①へつながる

⑥しかし、未来へ帰った”彼女”は、ジローのことが忘れられず、再びサイボーグが停止した直後(③)のジローの元へ来てしまう。すべてを棄てて。

番外として
⑦”彼女”と人生を過ごす、ジロー。60年後に”彼女”とサイボーグとともに幸せに暮らした。ハッピーエンド。

タイムスリップの作品をみるといつも感じるのはタイムパラドックス、パラレルワールドの扱い。
③の時点では、未来のジローは”彼女”が何者なのかをしらずにサイボーグを作った。ことになる。

⑤の出来事がなければ、①もありえない。すると②以降もない。

とすると、過去の出来事である①~③は、⑤という未来の出来事によってはじめて成り立つ。にわとりか卵か

うーん、よくわかりません。でも、サイボーグの記憶で”彼女”はジローに恋してしまうところが、サイボーグが愛していた記憶をもっていた証明なんておちは、監督のうまいところですね。

|

« ランボー最後の戦場 | トップページ | ラスベガスをぶっつぶせ »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65063/41398928

この記事へのトラックバック一覧です: 僕の彼女はサイボーグ:

« ランボー最後の戦場 | トップページ | ラスベガスをぶっつぶせ »