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めがね

めがね
☆☆☆☆4.0

かもめ食堂”の荻上監督作品。

小林演じる主人公の女性がやってくるのは、沖縄の離島。1人でやってくる。予約した民宿は他に誰も宿泊客もなく、ケータイもつながらない。

ケータイがつながらない場所へ来たかったのだ。誰にも見つからない場所へ。
しかし、主人公は宿の主人に尋ねる、

「観光地はありますか?」 「皆さん何をされるのですか?」

主人は答える 「そうだな~、皆さん黄昏るんですよ。」

何もしなくて、黄昏ることに馴染めない女性。

全編にわたり、宿の主人のつくる素朴だけど旨そうな料理がいくつも登場する。実に旨そうだ。(しかし、沖縄なのに全然沖縄テイストではないが。まあ沖縄という設定でもないか)
このあたりは、かもめ食堂でおにぎりがおいしそうに描かれていたのと共通する監督の趣味かな。

そして、時間を持て余していた女性は徐々に黄昏を思い出していくんだけど、
(詳細は映画をみてね)

主人公は、春になると宿に現れる、もたいまさこ演じる謎の女性から「氷、ありますよ。」と勧められ、苦手なかき氷を頂き懐かしい時が思い起こされる。

そして黄昏る。

いつしか、主人公はまたやってくるようになるんだけど、
そこにはいつも変わらない、風景 と かき氷 がある。

人には誰でもそんな場所があるんだよな~、きっと忘れているだけなんだよって、映画見た後に黄昏てしまいました。

20

2007年
上映時間 106分
監督 荻上直子 
出演 小林聡美 、市川実日子 、加瀬亮 、光石研 、もたいまさこ 、橘ユキコ

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